感染性胃腸炎警報!!
奈良県の感染性胃腸炎の定点当たり報告数が警報開始基準値の20を超えて(23.74)、感染性胃腸炎の警報が発令されました。
感染性胃腸炎の警報は、平成18年(2006年)の大流行以来10年ぶりです。
以前のブログでも取り上げていますが、感染性胃腸炎(有名なのはノロウイルス)についておさらいしましょう。
感染性胃腸炎 : ウイルスや細菌に感染することで引き起こされる胃腸炎の総称です。
症状 : 腹痛・嘔吐・下痢など、病原体によっては血便や重篤な合併症もある。
大切なのが、予防法
①手洗い
食事前、トイレの後、調理前後は、石けんでよく洗い、流水で十分に流しましょう。
②加熱処理
加熱して食べる食材は中心部が85℃~90℃で90秒間以上の加熱を目安に調理しましょう。
まな板、包丁、食器、ふきんなどは使用後すぐに洗いましょう。
熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱消毒が有効です。
③2次感染防止
下痢、嘔吐があった場合は、マスクと手袋を着用し汚染部付近を次亜塩素酸(濃度約0.1%)で浸すように拭き取り、その後水拭きします。
インフルエンザの流行も始まっています。十分に体調に気を付けましょう。