健康ミニ講座:睡眠
最近は少し夜眠りやすくなりましたが、しっかりと眠れているでしょうか?
上のグラフが典型的な睡眠のグラフです。
深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)、それぞれを繰り返して朝となり覚醒します。
統計的にみると、1日に7時間~8時間の睡眠を取っている人は、
寿命が長く、生活習慣病にかかる割合が低くなっています。
睡眠の役割
「脳の休息と身体のメンテナンスです。」
睡眠不足では、物事に集中できなかったり免疫機能が下がり感染症にかかりやすくなります。
他の重要な役割として、「脳の回復と浄化」があります。アルツハイマー型認知症の原因のひとつとされる「アミロイドベータ」などは脳の老廃物のひとつで、睡眠中に脳から老廃物として排出されます。
良い睡眠のポイント
①朝起きたら太陽の光を浴びて、夜は光の明るい所で過ごさない。
②軽い運動をする。
③食事は就寝3時間前まで、入浴は就寝2時間前までに済ませる。
④就寝前のアルコールやカフェイン摂取、スマートフォンやパソコンの操作を控える。
⑤寝室は、暗くて静かな環境を作る。
睡眠不足は、思考力の低下・倦怠感・ストレスの増加につながります。
睡眠をしっかりと取り、健康に過ごしましょう!