かゆいだけでは・・・
ヒトスジシマカです。要注意なんです！
最近よく聞く、ジカ熱やデング熱を媒介します。
媒介（ばいかい）？
ということなんですね。
◎ジカ熱
感染しても症状が現れる人はおよそ２割で、ほとんどの場合は軽症で済みます。しかし、ジカウイルスに感染すると、稀にギラン・バレー症候群（※）となったり、妊婦が感染すると生まれてくる子どもが小頭症などの障害を持ったりする可能性があることが分かっています。
※ギランバレー症候群とは、筋肉を動かすなどの働きを持つ末梢神経が障害を起こし、急に手 足に力が入らなくなったり、手足がしびれたりする病気です。
◎デング熱
デング熱の潜伏期間は大体３～７日。その後、発熱、頭痛、結膜充血等を伴うことが多くあります。その後全身の筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感が出てきます。発症の３～４日後発疹が出現して顔面や四肢にも広がります。通常１週間前後の経過で回復・治癒しますが、１～５％の患者は、出血傾向やショック症状を呈する重症型デングとなります。
どちらも今のところ日本では感染者は多くありませんが、予防が大切です！
◎蚊にさされないのが一番！ 蚊が多くいるような場所に行く場合は長袖・長ズボンで肌の露出を抑える。 （今の時期、暑いですが＾＾；） 虫よけスプレーも有効です。
◎蚊の発生を抑える 小さな水たまりでも蚊は増えます。植木鉢の受け皿、外に置いているバケツ、ペットボトルに溜まった水等。水を無くすことで繁殖は防げますので、一度家の周りを確認してみて下さい。