RSウイルス流行!
奈良県感染症情報センターの、8/26~9/1の症状報告状況です。
本来、秋と冬に流行するRSウイルス感染症が流行しています。
このまま冬まで流行が続く可能性が高くなってきています。
RSウイルス感染症は、その名の通りRSウイルス(Respiratory syncytial virus)が
原因起こる感染症です。
RSウイルスは高齢者にとって「命の灯を消すウイルス」と言われることがあり、
特に高齢者は感染しないよう注意しなければならないウイルスの一つです。
症状は、軽い風邪のような症状から重い肺炎まで様々です。
子どもだけでなく、高齢者も重症化することがあります。
感染経路は、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを
吸い込むことで感染する「飛沫感染」とウイルスが付着した
手で口や鼻に触れることで感染する「接触感染」です。
予防接種は、ありませんので
手洗い、うがい、咳エチケットを徹底して感染を防ぎましょう!