病原性大腸菌 O 157
最近テレビでも流れる事のある、病原性大腸菌 O157ですが、
腸管出血性大腸菌の一種で、ベロ毒素というものを出して、
溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症(けいれんや意識障害)を起こします。
非常に感染力の強い大腸菌です。
今年の O157の食中毒事例は下図のようになります。
(厚生労働省資料)
家庭での予防方法としては、
1、こまめに手を洗い清潔にしておくこと。
2、加熱を十分に行うこと。
3、台所周辺や台所用品はいつも清潔にしておくこと。
4、一度使用した包丁などをもう一度使用するときにはよく洗うこと。
O157感染症は、子供や高齢者は重篤化する可能性もありますので、
上記の点に注意してしっかりと予防してください。